大正2年(1913)創業。日本独自の価値観を誇りに最高のワインをつくることを目指し、そして山梨、勝沼のワインがより世界で認められるために挑戦を続ける「大和葡萄酒 / HUGGY WINE」
HUGGY WINE
HUGGYとは、人と人とが抱擁する様子を表す言葉です。
大和葡萄酒は、過去の歴史と現代の私たち、勝沼の大地と水、ぶどうと醸造技術、そして、ワイナリーとお客様。
二つの要素が手を取り合う、つまり、様々な二人が番(つが)うワイナリーです。
・独自性の追求
歴史的価値観を大切に古来品種の葡萄から独自なワインを開発。日本にある葡萄の古来品種は全国で合計7種類。
「甲州」「甲州三尺」「竜眼葡萄」、そしてそれ以外にも「大阪紫葡萄」「京都聚楽葡萄」「水晶葡萄」「天草高浜葡萄」という同じ時代に日本に入ってきた葡萄があります。
日本のワインを世界に広げていくためには、甲州だけに拘らず古来品種を探し出し日本らしいワインを造り上げるために「大阪紫葡萄」「京都聚楽葡萄」を大和葡萄酒さんが見つけ出しました。
・甲州葡萄に最適な土地と垣根栽培
良い葡萄から良いワインが作られます。そして、良い葡萄は栽培に適した場所から作られます。大和葡萄酒さんでは、山梨県内を年間100地区のアミノ酸を測定し、その中で高数値な地区をその後2年間測定しました。
研究の結果、勝沼町の日川を中心に、山梨市の重川から笛吹市の金川原までのエリアで河川敷に限定された地域であることを見つけ出しました。
水捌けが良く砂地のこの地区は、葡萄のストレスが少なく、香りや味わいが深くなるアミノ酸成分が高い結果となったのです。
大和葡萄酒さんは、この地区の葡萄だけを使用し醸造した最高のワインを提案し続けています。
そして、甲州を世界的に広めていくために、棚栽培ではなく130年間不可能と言われた垣根栽培方に成功させました。垣根栽培をすることにより、甲州葡萄が小粒化し、アミノ酸値が高くなるため美味しいワインができるのです。
・指定文化財の管理
日本最古の葡萄の木である樹齢130年の甲州葡萄の原木「甲龍」を管理しているのも大和葡萄酒さん。
指定文化財「甲州百年樹甲龍」が実らせた珠玉の葡萄を丹念に仕込み醸造、樽熟成させた古の風が香る唯一無二のワインです。
・高品質なスパークリング
スパークリングワインは過去10年、国内コンクールにおいては上位27%を大和葡萄酒さんが独占しています。
歴史と伝統を重んじつつも、「最高のワイン」を作り続けるためにさまざまな挑戦を続け、不可能を可能にしてきたワイナリー「大和葡萄酒 / HUGGY WINE」をご堪能ください。
大和葡萄酒株式会社 / HUGGY WINE
〒409-1315 山梨県甲州市勝沼町等々力776-1
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