くらむぼんワイン KURAMBONBON 甲州 720ml

キャンディ菓子のような華やかでフルーティーな"デザートワイン"

「低温でゆっくりと発酵させた、フルーティーな柑橘香がフレッシュな"甲州"」

BONBON(ボンボン)はフランス語でキャンディ菓子の意味です。くらむぼんワインさんが提案する、気軽に楽しんでいただけフルーティーなキャンディ菓子のような甘口ワイン。

甘口ワインは、輸入果汁を使ったり、発酵を止めるのに亜硫酸を多量に使用したりするイメージがありますが、くらむぼんワインさんでは冷却タンクで発酵させ冷やして発酵を止めていますので、ぶどうの甘味が自然な形で残りフレッシュ＆フルーティな風味になります。先代より力を入れてきたシリーズです。

完熟甲州葡萄を厳選して造った、豊かな味わいのワインです。低温発酵でゆっくりと発酵させているため、爽やかなな柑橘香とフレッシュな甘口ワイン。

伝統品種甲州種で造ったワインは、そのフルーティさと、穏やかな酸味が特徴です。また、甘さの中にもコクのある味わいで、奥行きのある上品な甘さとスッキリした後味を愉しんでいただけます。

 くるらポイント

1.自然な味わいのワインを醸し続ける「くらむぼんワイン」さん

1913年創業。人間が機械的にワインを製造するものではなく、ブドウがワインになるのを職人が手助けしていくものと考え、より自然な味わいのするワイン造りを醸す「くらむぼんワイン」さん。地域・栽培・醸造・安全の４つを大切と考え、自然な味わいのワインを醸します。

「くらむぼん」という名前は、宮沢賢治の童話「やまなし」で蟹の親子が話す言葉に由来します。自然との共存、環境に配慮したワイナリーであることとこの童話がリンクするることに共感し2014年に「株式会社山梨ワイン」から「株式会社くらむぼんワイン」に社名が変更されました。

2.土地の力を最大限引き出す栽培

くらむぼんワインさんのワイナリーや自社畑があるのはワイン発祥の地、勝沼。自社畑では、2007年から自然農・有機栽培・ビオディナミに影響を受けた自然栽培へと転換しました。基本的に畑に肥料を与えず、耕さず、 雑草を除かず栽培する自然に即した栽培を行っています。化学農薬や殺虫剤も使わないので、こまめに畑の手入れをし、笹子峠からくる風通しを良くし病虫害への対策をしています。日川に沿って東から吹きつける「笹子おろし」により、寒暖の差が大きくなり糖度の高いぶどうが出来上がります。

四代目オーナーの野沢さんは大学中退後、フランスに留学。ブルゴーニュで１年半栽培・醸造を学んだのち帰国。フランスで学んできたことを活かしつつ、気候や土壌も全く違う日本にあわせた葡萄づくり、ワイン造りをおこなっています。甲州やマスカット・ベーリーAは日本にしかない品種であるため、日本ならではのワイン造りを大切にしています。

3. ブドウの風味を感じ、ブドウにも身体にも優しいワイン

病果を丁寧に取り除き、ゆっくりと醗酵が行われたワインは、最小限の濾過（場合によっては無濾過）をして瓶詰されます。酵母や樽の風味は、あくまでもワインに奥行きを与える存在として、果実の風味を補う形であるべきと考えています。また、自社栽培したブドウでは、果皮に付着した土着の天然酵母による発酵など、より土地やブドウの個性を活かしたワインの醸造を行なっております。

化学農薬や殺虫剤を使わないブドウ栽培など、ブドウにも身体にも優しい自然の味わいのワインをお愉しみください。